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Vegemite

  • 執筆者の写真: Mizuki Yamabe
    Mizuki Yamabe
  • 2016年9月17日
  • 読了時間: 3分

オーストラリアに来たら避けては通れないVegemiteの食レポ(?)をする日がとうとうやってきた。オーストラリア発祥のVegemiteは、国内外で有名な黒色のペースト状の調味料。なぜ有名なのかというと、味がかなり「ユニーク」だからである。赤裸々に言ってしまえば、オーストラリア人以外にとっては「激マズ」なことで有名なのである。

その「激マズ」な調味料Vegemiteを、留学8ヵ月目にしてなぜ食べる気になったかというと、とうとう気が狂ったからという可能性もあるにはあるけれども、実際のところ、Vegemiteを食べずして日本に帰るのはなんだか面白くないなと思ったからであって、つまりはただ単に話のネタを作りたいがために安易にVegemiteに手を出してしまったわけです、はい。

何はともあれ、意を決してスーパーで150g入りのVegemiteを購入。お値段$3ほど。パッケージは期間限定でオリンピック仕様になっていて可愛い。

家に帰ってさっそく味見してみることに。恐る恐るスプーンにすくってなめてみたところ…。

一口目の感想

「……しじみの味がする?」

二口目の感想

「……。」(しじみ以外の言葉で表現できないか考え中)

三口目の感想

「……主張が激しいしじみのペーストだわ、こりゃ。」

結論:Vegemiteは主張が激しいしじみのペーストだった(個人的見解)。

しじみがすっぴんの女性だとすると、Vegemiteは濃い目の化粧をしたしじみ、みたいな(?)。より分かりやすく説明するならば、しじみのエキスを濃縮して、それにほんの少し薬品を加えたようなお味。ネットでは「ベジマイトは和食と合う」というコメントをよく見かけたけれど、それも納得の味だった。お味噌汁にVegemiteを入れたら、しじみのダシがきいたような美味しいお味噌汁になるんじゃないかな、たぶん。

私はVegemiteは美味しいと思ったけれど、不味いと言う人の気持ちも分からないでもない、そんなお味。

オーストラリアでは、焼いたトーストの上にバターかマーガリンを塗って、その上にVegemiteを塗るのがポピュラーな食べ方らしい。チーズと一緒に食べても美味しいんだとか。

ちょうど寮の冷蔵庫にチーズがあったので、チーズと一緒に食べてみることに。スーパーで買ってきたバゲットを輪切りにして、その上にVegemiteを塗り、チーズをのせてオーブンで焼き、お洒落にパセリなんて振りかけちゃって出来上がったのがこちら。

…普通に美味しそう(ちなみにバゲットの後ろに見える黄色い物体はスクランブルエッグ)。一度食べるとクセになりそうなお味。お酒のおつまみになりそう。

Vegemiteの公式サイトにはアレンジレシピが沢山載っているので、今後はそれを参考にしてVegemiteを味わい尽くしていこうと思う。

(補注)Vegemiteはしじみのペーストではありません。イースト菌抽出物を元に作られているそうです。


 
 
 

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