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Rooftop Bar

  • 執筆者の写真: Mizuki Yamabe
    Mizuki Yamabe
  • 2016年6月15日
  • 読了時間: 2分

パソコンに噛り付いて最終レポートを書き、タブレットを鬼の形相で睨んでテスト勉強をする暗黒の時代が昨日無事に幕を閉じたので、お疲れさん会を兼ねて友達とルーフトップバーに行ってきた。

ルーフトップバー(rooftop bar)とは屋上テラスのあるバーのこと。市内の夜景が一望できるルーフトップバーは、メルボルンのちょっとした観光名所になっている。

今回訪れたのは、レトロな雰囲気が素敵な地区、FitzroyにあるNaked for Satanというルーフトップバー。

店内に入ると、目に飛び込んでくるのは膨大な数の酒瓶と、カウンターに並べられたピンチョス(pintxos)。

ピンチョスは、小さく切ったパンに魚や生ハムなどの食材が楊枝で留められたもの。ちなみにpintxoはバスク語で「串」という意味らしい。通常ならピンチョスは1個2ドルらしいが、店に訪れた水曜日は特別に1個1ドルだった。一回の外食で軽く10ドルは飛んでいくメルボルンでこの価格設定は有り難い。

フランスパンに食材をのせてつまようじでぷすっと刺しただけのお料理なのに、なんだろうこの内側からにじみ出る、えも言われぬお洒落な雰囲気は。今度ホームパーティーでちゃちゃっと作って、「ピンチョスお待たせしました」ってどや顔で言おう、うん、そうしよう、と心の中で誓った私。

このバーでは、料理を屋上テラスで食べてはいけないので、屋内でお腹を満たした後、お酒を持って5階の屋上テラスに向かう。

茜色に染まった空を眺めながら飲むお酒は格別だった。日が沈んでからは、車のテールランプや家の明かりで輝くメルボルンを見ながら、友達と談笑。自分に似合わずお洒落なことをしたなあとしみじみ思う。

ちなみにお酒の種類は迷うほど豊富にあった。正直言って値段はお高めだったけれど、それ相応に美味しかったと思う。

それと、バーと言っても治安の悪いお店では決してないので、女子だけで行っても安心して楽しめた。冬でも暖房が効いているので寒くない。水曜日でも結構混んでいたので、金曜や土曜は混雑を覚悟して行った方が良いかもしれない。


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