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新歓

  • 執筆者の写真: Mizuki Yamabe
    Mizuki Yamabe
  • 2016年3月13日
  • 読了時間: 2分

明日で、日本を出発してからちょうど1カ月が経つ。

2月15日。暴風雨のなか東京ディズニーランドに参戦し、昼から晴れたにも関わらずスプラッシュマウンテンに乗り込み水浴びをしたあの日。夜の羽田空港で、日本の焼き肉を噛みしめたあの日。

あれから1カ月後、今こうしてオーストラリアでTim Tamを噛みしめているとは、誰が想像しただろうか。

…さてさて。今日は新歓についてのお話。

新歓といえばふつうは、パンフやチラシ、新歓マニュアルの作成に追われて血眼になったり、あるはずもない高いコミュ力が常に求められるあまり精神的苦痛を味わったり、新入生のキラキラした若い雰囲気に押されて心がすさんだりする楽しいイベントのことだ(個人的意見)。

一方こちらでは、新入生を血眼で追いかけている人はいないようだ。サークルに入りたい人は自由に入ってね、みたいな軽いノリで、特に所属団体を売り込みもせず、新歓パンフやチラシを作っているサークルは少ない。代わりに、Facebookのサークル公式ページで新歓イベントの告知をするところが多かったように思う。イベントページはフォローすればリマインダーにもなるし良いシステムだなと思ったり。イベントへの参加人数が少ないと、このサークル人気なさそうだな…って思われる可能性も高いだろうけど。

心の余裕を持ってゆるゆると新歓出来るのは、他の似たようなサークルとの差別化をはかる必要がなく(例えば某大学みたいに、合唱団が10団体もあるなんてことはなく、1つしかない)、競争相手がいないからなんだろうか。うらやましい。うらやましいぞ。

最終的に私が参加を決めたのは、心理学専攻の人が集まるサークルと、ディズニー映画鑑賞サークル、そして日本語サークル。年会費はそれぞれ、4ドル、2ドル、4ドルとなっている。一度払ってしまえば、ディズニー映画鑑賞サークルでは鑑賞会の度にフリーピザがもらえて、日本語サークルでは週一の活動で毎回日本のお菓子が無料でもらえるのだから、年会費は驚くほど安いように感じる(ここで、「フリーフードがもらえるからサークルに入ったのかさては」という推測をするのは控えていただきたい)。

年会費がこれだけ安くてもなんとか運営していけるのは、そもそも学生の数が多く、必然的にサークルに所属する人が多くなることに加え、自治会から活動資金が出ているためだろう、きっと。ただ、公演などを行うサークル(合唱団、ダンスサークルとか)や旅行サークルは、さすがにオンステ費や旅行費が結構かかるみたいだ。


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